component

炭酸水素イオン

温泉によく似た成分で美容や疲労回復効果に期待

ミネラルウォーターに含まれる炭酸水素イオンは、温泉の成分や重曹の水溶液とよく似た構造を持つミネラル。水質の中では唯一のアルカリミネラルで、活性酸素のはたらきを抑制する効果があるとされています。

炭酸水素イオンとは

疲労回復・抗酸化作用で注目されるミネラル

炭酸水素イオンは、水に含まれる成分で唯一のアルカリミネラル。温泉の成分(炭酸水素塩泉)や、台所用品として使われる重曹(炭酸水素ナトリウム)の水溶液と、よく似た構造を持っています。ちなみに炭酸水素イオンの化学式は「HCO3-」で、マイナスの電荷を帯びているのが特徴。さまざまな健康効果が期待されるミネラルとして、注目を集めています。

炭酸水素イオンのメリット

炭酸水素イオンには抗酸化作用があるとされており、生活習慣病の予防・美容効果が期待されています。すべての効果はハッキリと解明されていませんが、現時点で分かっているメリットについて解説していきます。

  • 高い抗酸化作用

    炭酸水素イオンには、高い抗酸化作用があると言われています。抗酸化作用とは、体内の活性酸素の働きを抑制し、排出する作用のこと。活性酸素はストレス・疲労・紫外線・激しい運動・食品添加物などによって発生するもので、老化や疾病の元凶とされています。これがうまく排出されないと、体の老化・生活習慣病・がんなどが発生しやすくなると言われているのです。

  • 疲労回復効果

    炭酸水素イオンには、疲労の回復効果があるとも言われています。運動をすると血液は酸性に傾き、筋肉には疲労物質である乳酸が発生します。炭酸水素イオンは、そんな疲労物質を中和する働きを持っているのが特徴。中和された疲労物質は二酸化炭素と水になり、尿などと一緒に体外へ排出されるのです。これにより、体に疲労が溜まるのを防ぐことができるというワケです。

炭酸水素イオンのデメリット

炭酸水素イオンに特筆すべきデメリットはなし

炭酸水素イオンを摂取するデメリットについては、今のところ特に報告はされていないようです。摂取量についても特別な取り決めはないため、常識的な範囲内で摂取する分には問題ないでしょう。

成人の摂取量目安

特に基準は定められていません。

炭酸水素イオンを効率よくとるには

ミネラルの豊富な硬水や重曹ドリンクを積極的に!

炭酸水素イオンは一般的な食品に含まれているものではないため、食材を利用して摂取するのは難しいミネラルです。しかし、健康や美容によいとされるミネラルですから、効率よく摂取したいですよね。ここでは、そんな炭酸水素イオンを上手に摂るための方法・ポイントについてご紹介します。

  • 炭酸水素イオンを多く含む硬水を飲む

    炭酸水素イオンを効率よく摂取するには、ミネラルが豊富に含まれた炭酸入りのミネラルウォーターを利用すると◎。炭酸水素イオンは硬度の高い水に多く含まれるので、ミネラル分の多い硬水を選ぶようにすると良いでしょう。その際には炭酸水素イオンの量だけでなく、サルフェートやシリカといった、他のミネラルも多く含まれている水の方がより効果的です。

  • 手軽にできる重曹ドリンク

    炭酸水素イオンを摂取する方法の1つに、重曹ドリンクがあります。作り方は簡単で、コップにティースプーンに1/2~1杯ほどの重曹を入れて水に溶かすだけでOK。これだけだと飲みにくい…という場合は、レモン・クエン酸・黒酢・はちみつなどを加えてみると良いでしょう。ただし、市販されている重曹には食品用以外に掃除用のものがあります。これは食用には向かないため、利用する際にはくれぐれも注意してください。

ミネラルウォーターの分類について