赤ちゃんでも
飲める水は?

水道水やミネラルウォーターなど、赤ちゃんに飲ませる水について、どれがいいのか迷っている方も多いのではないでしょうか。ここでは、胃腸がデリケートな赤ちゃんでも安心して飲める水の種類や、どんなときに飲ませたらいいかなど、上手な利用法について詳しく解説しています。

  • 水分補給ミルクを作る(調乳)のに
    欠かせないお水

    生まれてから離乳食を始めるまでの赤ちゃんは、母乳・ミルク以外の水分補給を必要としません。しかし、粉ミルクを利用(調乳)する場合、「水」は必要不可欠。また、体調不良やお風呂あがりなどに水分補給の必要性を感じたら、水を与えなければいけません。ちなみに、水分補給の目安量は1回につき20~30ml程度。体重やコンディションを見ながら、適切に与えることが大切です。

  • 水道水もいちど沸騰させる必要が
    あるほど赤ちゃんの胃腸はデリケート

    赤ちゃんに水分補給を…と思ったとき、水道水をそのまま飲ませるのはNG。水道水には消毒のための塩素(カルキ)が含まれており、それが未熟な赤ちゃんの胃腸に負担をかけてしまうのです。赤ちゃんに水道水を与えるときは、10分ほど沸騰させて残留塩素を抜き、常温まで冷ましてから飲ませるようにしてください。ただし、白湯は保存がきかないため、使い勝手のよいミネラルウォーターを利用するお母さんも多いようです。

赤ちゃんが
飲んでいい水ダメな水

いい水

軟水

赤ちゃんが飲む水は、ミネラル成分の少ない軟水がオススメ。そのまま与えても、赤ちゃんの胃腸に負担をかけにくくなっています。また、粉ミルクに使うのにも◎。日本の粉ミルクは水道水(軟水)で作ることを前提としているため、風味や成分を損なうことがありません。

ダメな水

硬水

硬水とは、ミネラル成分を豊富に含む水。多すぎるミネラルは赤ちゃんに負担をかけるため、水分補給としてはオススメできません。また、硬水で粉ミルクを作るのもNG。粉ミルクにはもともとミネラルなどの成分が含まれているため、硬水で作ると許容量以上のミネラルを摂取することになってしまうのです。

添加物入りの

ミネラルウォーターの中には、人工的にミネラルを添加したり・成分が調整されているものがあります。もちろんこれらもミネラルウォーターの基準を満たしたものなのですが、人工的に添加されたミネラル成分は、赤ちゃんの胃腸に刺激を与える可能性があるため注意が必要です。

赤ちゃんにおすすめなのは
軟水ナチュラルミネラルウォーター

赤ちゃんに飲ませても良いミネラルウォーターの基準は、ミネラルの含有量。ミネラル成分の少ない軟水ミネラルウォーターであれば、赤ちゃんでも安心して利用できます。その中でもオススメなのが、天然水に人工的な処理を施していない「ナチュラルミネラルウォーター」。自然の中で溶け込んだミネラルなので体にも優しいですし、赤ちゃんの体にも影響を与えません。もちろん、水分補給用の飲み水としてだけでなく、粉ミルクの調乳にも利用できます。

離乳食が始まったら
虫歯予防にお水を飲んで

生後5~6ヵ月になると離乳食が始まりますが、この頃になると少しずつ水を飲ませる必要が出てきます。その理由は、生えたばかりの乳歯をむし歯から守るため。とくに離乳食は柔らかいものが多いため、歯の表面に食べカスが付着しやすくなります。しかし、食後にお水を飲ませると口をゆすぐのと同じ効果が期待でき、むし歯予防につながるのです。歯が生えたら離乳食後だけでなく、母乳やミルクを飲んだ後・寝る前などにも、適量の水を飲ませる習慣をつけていきましょう。

ミネラルウォーターの分類について