水の賞味期限はどのくらいなの?

水には消費期限はありませんが、賞味期限は存在します。消費期限と賞味期限の共通点は「安全に口にできる期間を示している」ということ。違いは、危険性の高さです。味が劣化するまでの期間が分かるのは賞味期限、腐敗の危険性が分かるのは消費期限。味が劣化した水は誰しも飲みたくないはずなので、美味しい水を飲み続けるために賞味期限を把握していきましょう。水の賞味期限と保管方法についてまとめています。

水道水の賞味期限

  • 常温保管…3日程度
  • 冷蔵庫保管…1週間程度

ミネラルウォーターの賞味期限

  • ペットボトル開栓後の常温保管…1日程度
  • ペットボトル開栓後の冷蔵庫保管…1週間程度
  • ペットボトル未開栓保管…1年程度
  • ウォーターサーバー未開栓保管…2年程度

水道水と開栓後のミネラルウォーターの賞味期限はさほど変わりませんが、安全性が大きく異なります。水道水には、水道を通って蛇口から出てくるまでに様々な細菌や不純物が付着しているからです。水は純粋なものであれば腐りませんが、不純物が含まれる場合は水の中でその不純物が腐敗してしまう恐れがあるので注意が必要。その対策の1つとして、体に大きな害を及ぼす菌は塩素(カルキ)で滅されています。

蛇口に浄水器を取りつけている人は、塩素がないぶん大腸菌が繁殖してしまいやすい環境なので気をつけてください。

ミネラルウォーターの場合は、基本的に純水なので飲み口に唇をつけなければ安全性は損なわれません。ただし、唇をつけてしまった時点で菌が繁殖するので、その場合は1週間以内に飲み切るようにしましょう。きちんと清潔に処理されている水なので、未開栓のものなら1~2年程度保管することができます。

開栓前のペットボトルの保管方法

ペットボトルの透過性

ペットボトルには透過性があるため、日光やにおい程度なら通してしまいます。ペットボトルの透過性を知らずに保管していると、いざ飲もうとしたときに味が落ちている可能性大!味を落とさずに保管できるポイントをまとめているので参考にしてみてくださいね。

ミネラルウォーターの保管方法

・直射日光を避けた暗所に保管する

・保管場所に強いにおいを放つものを置かない

ペットボトルを日光が届く場所で保管していると、中に入っているミネラルウォーターは変色してしまう恐れがあります。また、強いにおいもペットボトルを透過する要素のひとつです。中に入っている水ににおいが移ってしまうと、賞味期限内だったとしても風味が落ちてしまいます。できる限り暗所で保管し、においを放つものとは距離を取ってください。

開栓したペットボトルの保管方法

使用済ペットボトルの危険性

開栓したペットボトルをリサイクルして水道水を保管しようとしている人は、必ずそのペットボトルを加熱処理してください。ペットボトルは綺麗に洗ったつもりでも、1度使用した時点で細菌がひしめきあっています。そんなペットボトルに不純物が混ざった水道水を入れて保管するのは恐ろしい行為です。保管するなら、以下の手順を参考にしてください。

ペットボトルを使った水道水の保管方法

・ペットボトルはきちんと加熱処理をする

・浄水器は通さない

・蛇口からペットボトル口へ直接水を注ぐ

・直射日光の当たらない涼しい場所で保管する(冷蔵庫がベスト)

これだけのことに注意して保管したとしても、水道水はもって10日です。備蓄用の水として保管するなら、未開封のミネラルウォーターをおすすめします。いざ飲もうとしたときに、味が落ちていて飲むに飲めない風味になっていた…とあっては元も子もありません。飲みやすさを重視するなら、軟水のミネラルウォーターを保管しておくとよいでしょう。

期限切れてしまった水はどうする?

賞味期限が切れてしまった水は絶対に飲めないというわけではありません。賞味期限から2~3ヶ月後くらいまでなら飲めると言われています。しかし、あくまで自己責任になるので、安全性を考えるなら飲用すべきではないでしょう。どうしても飲みたい場合は煮沸して飲む、有効活用したい人は植木の水やりや掃除用、洗濯やトイレの水として使うことをおすすめします。

まとめ

近年では自然災害に備えて水を備蓄している家庭が増えていますが、いざ備蓄していた水を飲もうとしたときに味が劣化してにおいがキツくなっていたらと考えるとツラいですよね。どんな時でも美味しい水を飲めるように、備蓄用の水は加熱殺菌されたミネラルウォーターを選びましょう。また、普段口にする水も菌が繁殖してしまわないように、なるべく口をつけたその日のうちに飲み干すように心がけましょう。

ミネラルウォーターの分類について