ペットにも安全な水を飲んでほしい

美容や健康のために、普段飲む水に気を使っている人は多いはずです。では、愛犬・愛猫も同じように、水道水以外の水を飲ませても良いのでしょうか?ここでは、水道水とミネラルウォーターがペットに与える影響や1日に与える水分量などをご紹介。ペットに安全な水を飲んで欲しいと考えている人は、ぜひチェックしてください。

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硬水と軟水の違いとは?

水は硬度によって「軟水」と「硬水」に分類されます。硬度とは、1,000ml中に溶けているマグネシウムとカルシウムの量を表した数値のことです。硬度が0~100mg/Lは軟水、300mg/L以上は硬水となっています。

軟水

軟水は口当たりがまろやかで飲みやすいため、日本人から好まれています。身体への浸透が早く浸透性に優れているため、老廃物の排出がスムーズになるのが特徴です。

硬水

硬水はカルシウムの補給や便秘解などに役立つので、健康のために利用している人は多いです。マグネシウムやカルシウムが多く含まれているので、ペットが飲み過ぎると尿結石になる恐れがあるので注意が必要です。

水道水とミネラルウォーターどっちがいい?

ペットの飲み水として選ぶときに挙げられるのが、「水道水」と「ミネラルウォーター」です。水道水とミネラルウォーターの違いやペットに与える影響を紹介しています。それぞれの違いを知って、ペットの身体に影響の水を選びましょう。

水道水とミネラルウォーターの違いをチェック

水道水とミネラルウォーターの違いについてまとめています。

水道水

水道水は一定の時間を置いても衛星面に問題がないように、塩素を使用して消毒・殺菌がされています。中には、塩素と聞くと心配になる人もいるかもしれません。世界保健機関(WHO)の飲料水水質ガイドラインには、人が生涯飲み続けても健康に影響がない塩素の値を5mg/Lと設定。それに対し日本の塩素の値は0.3 mg/L~0.5mg/Lになっています。世界基準と比べても塩素の値はかなり低くなっているので、安心して飲むことが可能です。水道水は長時間おいても問題ないため、頻繁に飲み水を取り替えられないペットがお留守番するときに向いています。

また、日本の水道水の硬度は40~70mg/L以下の軟水になっているので、ペットが尿結石や尿路疾患になる心配はほとんどありません。ただし、地域によって硬度は異なるので、住んでいる地域の水道局のホームページで確認してください。どうしても水道水をそのまま飲ませるのが心配という人は、浄水器を通して飲ませたり沸騰させてから飲ませたりするようにしましょう。

ミネラルウォーター

ミネラルウォーターとは、天然水のミネラル成分を人工的に調整した水のことです。コンビニやスーパーで購入することができます。水道水は消毒・殺菌のため塩素が含まれているのでカルキ臭がしますが、ミネラルウォーターは過熱や紫外線によって殺菌されているため、独特な匂いがほとんどありません。ミネラルウォーターを購入する際に気をつけて欲しいのが、硬水か軟水なのかを確認すること。硬水にはマグネシウムやミネラルがたくさん含まれているため、犬や猫が尿結石になる可能性が高くなります。ペットに水を飲ませる際は、できるだけマグネシムやカルシウムの配合量が少ないミネラルウォーターを選ぶようにしましょう。

また、ミネラルウォーターは一度空気に触れてしまうと細菌が増殖するため、お留守番のときに使用するには向いていません。

1日の水分量はどのくらい?

人は1日2Lの水を飲んだほうが良いといわれているように、犬や猫にも1日に必要な水分摂取量があります。

犬の身体は、60~80%が水で形成されているといわれています。そのため、健康を保つためには、適量の水を摂取することが大切です。1日に必要な水分量は、以下のいずれかの方法で算出できます。

  • 犬の体重×50~60ml
  • 犬の体重×0.75×135ml

算出量には幅ありますが、大体の目安になるでしょう。

猫はあまり水分を摂らないのが特徴です。ただし、水分は猫の身体にとって大切なものなので、きちんと摂るようにさせましょう。猫が1日に必要な水分量は以下の通りです。

  • 体重×40ml

もし、上記の計算方法で算出したよりも水を飲む場合は身体に異変があるかもしれませんので、しっかり観察してください。

水はペットの身体を作る大切な成分です

水はペットの身体を作る大切な成分です。食事や日常の気候、運動量によって水を飲む量は前後しますが、1日の水分摂取量をきちんと摂っているのか把握するようにしましょう。水分量が少なかったり多かったりすると、もしかしたら身体に異変が起きている可能性も十分に考えられます。

また、水道水とミネラルウォーターではペットに与える影響は異なるので注意が必要です。普段飲ませるのはミネラルウォーターにして、長時間お留守番してもらうときは水道水するなど、それぞれの特徴を組み合わせたりして工夫しましょう。ペットは大事な家族の一員なので、水の飲み方に気を配って健康維持に努めてください。

ミネラルウォーターの分類について