国内各地の水道水の特徴は?

日本の水道の品質は世界で見ても高い水準を誇っており、51もの水質基準項目をクリアしたものが私たちのお家に届いています。そんな水道水からもシリカは摂取できるのでしょうか。
浄水場で水質基準を設けたチェックが行われているのですが、シリカ単体の含有量は調査項目には含まれておらずカルシウム、マグネシウム、シリカ、ナトリウム、カリウムなどの成分をまとめた「蒸発残留物」は水の硬度と関係しているので、各浄水場でチェックされています。それを踏まえ、ここでは日本各地の水道水の水質と特徴を調査しました。
あなたの地域の水質はどんな特徴を持っているのかぜひご覧ください。

東京都の水質

東京都内の水道水に蒸発残留物はあまり含まれておらず、硬度も比較的低い軟水の地域が多いようです。都内でも硬度40度程度の水道水が供給されており、「東京の水は美味しくない」という長年貼られたレッテルをくつがえすほど、飲みやすい水道水だと言えます。

一方で硬度が低く飲みやすい分、シリカの含有量はあまり期待できません。郊外になると自然のろ過作用も手伝ってさらに飲みやすい水が供給されているのも特徴です。

大島や八丈島などの離島は東京都内・近郊とは違った水質を持っているので、硬度の高い水を飲むことができます。

やはり水道水だけでシリカを補給するのではなく、食事や飲料水から取り入れた方がよさそうです。

北海道の水質

全国各地の水源地を見てみると、山脈や森などの自然が多い地域は水の硬度が低く、すっきりとした飲み口の水が多く採水されています。

北海道も山々が多く、水の硬度・残留蒸留物の数値が低い傾向なので、水道水からシリカを摂取するには相当量の水が必要となるでしょう。

日常で使用する水道水だけでは十分にシリカを摂取することは簡単ではありません。まずは、朝・夜のコップ1杯の水をシリカ水に変えてみるのはいかがでしょうか。

北海道の水道水は全国で比べても軟水の傾向が強いので、ミネラルが多量に含まれる硬水を初めて飲むと違いに驚く方もいると思います。まずは中硬度と呼ばれる部類の水を中心に、シリカ水生活をはじめましょう。

滋賀県の水質

県の面積のおよそ1/6を占める琵琶湖は、県内にある70以上の浄水所のうち、15ヶ所の採水地となっており、大きな役割を担っています。ろ過された水の硬度は40前後なので、飲みやすい軟水の地域が多いです。軟水だとシリカの含有量は少ないので、水道水からシリカを摂取するとなると大変でしょう。

軟水に慣れている方が日常生活の水を硬水・シリカ水に置き換えるのは難しいかもしれません。料理にシリカ水を使ってみることをおすすめします。

ミネラルが多く含まれているシリカ水はお肉を柔らかくする効果があるので、カモ鍋やカモすきなどのお肉を煮込む料理だと、さらにおいしく召し上がることができます。

ふなずしなどのふっくらしたお米を使う料理には、軟水の方がおいしく炊きあがるので、その日の献立に合わせて水道水とシリカ水を使い分けると良いですよ。

新潟県の水質

新潟県はお米の産地として知られ、水の美味しい地域としても有名です。日本一の長さを誇る信濃川は県内にある多くの浄水場の採水地として、きれいな水の源を運んでいます。

水道水の水質は県内のほとんどの地域で軟水が供給されていますが、日本海側に面している糸魚川市の一部は、硬水の地域もあります。

残念ながら、水道水からシリカを摂取する目的には適さない水質です。

水道水から1日分のシリカを補うことができないなら、シリカ水を生活に取り入れれば簡単です。しかし、飲みなれた水も手放せません。そんなときはコーヒーやお茶を淹れる水を変えてみるのがおすすめ。コーヒー豆や茶葉で味が変わるように、水を変えることで違った味わいが得られますよ。

シリカ成分が97mg/L含まれている商品もあり、1日2~3杯のコーヒーやお茶をその水で淹れるだけで、多くの摂取目安量を補うことができます。手軽に始めることができるのでぜひお試しください。

鹿児島の水質

国内でも特に有名な地酒酒造を有する鹿児島県。美味しいお酒が造られているということは、おいしい水があるということ。プレミアがつくほど人気のお酒は、鹿児島県内の採水場から採水され、全国に行き渡っていきます。

日本酒や焼酎造りに使われるように、まろやかな軟水が多くシリカを摂取するためには不十分な硬度です。

水道水で補えない分、他の方法でシリカ水を摂取する方法として、ウィスキーなどの海外発祥のお酒を割る水で代用してみるのはいかがでしょうか。海外は日本よりも硬水の傾向が強いので、硬水で作られたお酒とミネラルを含んだシリカ水は相性が良いでしょう。

日本酒や焼酎の水割りなどにシリカ水を使う場合、口当たりが変わってしまうので、お酒に使う水はやはり軟水の方が合っています。

沖縄県の水質

沖縄県は全国に比べると、特に硬度・残留蒸留物の多い水道水が供給されています。周りを囲む海から土壌にミネラルが浸透することで、各地域の採水場で採水される水もミネラル成分が豊富。県内の地域によって水質の傾向はちがっていて、県内北部に行くと中硬水のミネラルウォーターほどの硬度を持った水道水を味わえます。

ミネラルを多く含んでいるので、他の地域と比べるとシリカの含有量も多いのですが、確実に摂取するならシリカ水を取り入れるべきです。

沖縄の水道水の平均的な硬度は80mg/L。中硬水は100mg/L以上なので、口当たりにさほど変化を感じることなく飲めるでしょう。

沖縄の泡盛も、地域の水で作られていることから、割り水としての相性も良さそうですね。

ミネラルウォーターの分類について