PMS(月経前症候群)の改善

生理前は心や体が乱れがち。些細なことでイライラする、急に孤独を感じて悲しくなる、お腹や腰が痛い、味の濃い物が食べたいなど普段とは違う変化が現れます。これらの症状はPMSと呼ばれる症状で、ほとんどの女性が悩む困りもの。PMSについて詳しく知って、上手にお付き合いしていきましょう。

PMS(月経前症候群)とは?

PMSは生理が始まる3~10日前から見られる身体や心の不調のことです。生理が来るとともに症状が弱まっていき、終わるころにはそれまでの不調がうそのように解消されます。多くの女性がこのPMSに悩まされているそうですが、PMSの認知度が低いため、症状を知らず生理前の不調に悩まされている女性も多いのです。

PMSによる不快な症状は200種類以上あるといわれています。体調面では腰の痛みや重さ、頭痛、胸が張って痛い、ニキビといった肌荒れが。気持ちの面ではイライラする、悲しい気持ちになる、憂鬱になるなどの変化が現れます。症状の現れ方は女性によってさまざまで、軽い人もいれば重い人もいます。一方で、PMSと症状が似ている身体の不調もあります。それぞれの違いを見てみましょう。

PMDD(月経前不快気分障害)

PMSの症状のなかでも、とくに心の状態が重くて日常生活が送れないほど深刻な場合にPMDDと呼ばれます。

月経困難症

月経中に日常生活が送れないほどのお腹の痛みや吐き気、下痢などの症状が出る場合、PMSと区別して月経困難症といわれます。

更年期障害

40代後半から50代後半ごろの女性に現れる症状です。のぼせといった、PMSと似たような症状が見られます。

PMSを日々の工夫で改善させる

PMSは一時的なものではなく、生理が続く限りお付き合いしていくものです。日常的にケアすることで、PMSを改善することもできます。とくに重要なのが食事。PMSを改善する食事のポイントについてご紹介しましょう。

ゆるやかに血糖値を上昇させる食べ方をする

血糖値は食欲をコントロールする役割があります。チョコレートやケーキなどの砂糖や炭水化物が含まれる食品は急激に血糖値を上げてしまい、食欲を増進させてしまう原因に。血糖値が急激に上がるとインスリンと呼ばれる成分が多く分泌されてしまい、血糖値が大幅に下がります。そうなるとイライラして再び甘いものに手が伸びるなんてことも。悪循環に陥ってしまいます。

血糖値をゆるやかに上昇させるには、野菜・海藻・キノコ類→肉・魚・貝類→ごはん・麺・パンの順に食べましょう。PMS改善にはヒジキやゴマ、ウナギ、イワシ、サバなどがおすすめ。日常的に食べるなら、ヨーグルトや牛乳などの乳製品もおすすめです。

アルコールや塩分などの刺激物を控える

PMSの症状に頭痛や腰痛などがあります。これらの症状はアルコール・カフェイン・塩分の摂りすぎで悪化してしまうことも。完全に絶つのは難しいですが、適量を摂取するようにしましょう。とくにカフェインはコーヒーや紅茶、お茶など日常的に摂取しやすいものです。これらを水に変えて、カフェインの摂取量を減らしてみてはどうでしょうか。

水分補給でむくみや冷え性を予防する

「むくみが酷いから水分を摂らない」という人もいますが、意外なことにむくみは水分不足から起こってしまうのです。身体が水分不足の状態になると、細胞から水が放出されて皮膚の下に蓄えられます。さらに、貴重な水分を体外に排泄しないように抗利尿ホルモンが分泌。このホルモンにより水分がうまく排泄されず体内に留まってしまうのです。

普段から十分に水分を上手に摂れば、体内の循環がよくなり結果的にむくみや冷え性の予防になります。とくにミネラルウォーターがおすすめです。

水分を取るならシリカ水がおすすめ

水分を摂る際は、水道水は塩素が含まれているためおすすめしません。水分を摂るなら、シリカ水がおすすめです。シリカ水には人間の身体を構築するケイ素が豊富。ケイ素は血管や皮膚、髪の毛などあらゆる部位で活躍しています。ケイ素だけでなく、ミネラル・カルシウム・マグネシウムも含有。デトックス効果を期待できるので、PMSの改善やダイエットにも役立つ優れものです。

人間の身体で生成される水分量は0.5Lといわれています。1日に体外からは排出される水分量は2Lと倍以上。不足分を飲み物や食べ物で補う必要があります。人間が1日で摂るべき水分量は1.5~2L。これはカフェインを含むお茶やコーヒーを除いた純粋な水のみの摂取量です。これだけの量の水分を補給するには、意識して飲む必要があります。とくに、夜寝ているときは知らずに汗をかいているので、寝る前に1杯、朝起きたら1杯は確実に水分をとりたいところ。1杯200mlとして、確実に飲めるように時間帯を決めるとよいでしょう。

ミネラルウォーターの分類について